詳細：ビッグ・ベンドが2024年9月にリリースする本作は、時空のベールを透かして聴くための記念碑的な作品です。オハイオ州出身で、ソングライターとしても活躍するネイサン・フィリップスは、オーストラリアでのレジデンシーで主催したアンサンブル・ジャムセッションを基に、共同プロデューサーのシャザド・イスマイリーと共にそれらの録音をコラージュし、『ラスト・サークル・イン・ア・スローダウン』を制作しました。内省的でハイファイ、そしてエレメンタルな、フォークとフリーフォームが融合したサウンドは、90年代の豊かなアコースティック・ロックや、マーク・ホリスやデヴィッド・シルヴィアンによるブリティッシュ・ポスト・ポップのソングライティングを想起させます。自然の神秘と再生の様相を歌詞で考察することで、万物があらゆる方向に動き出す可能性を示唆しています。 - リンゼイ・クネヒト