詳細:トロントを拠点に活動するフランス系アメリカ人ジャズシンガー、ローラ・アングレードが、ジャズ界で名を上げています。ジャズ界の偉大な女性シンガーたちの伝統を受け継ぎ、ローラの歌声は、アニタ・オデイ、シャーリー・ホーン、ブロッサム・ディアリーといった20世紀の偉大なボーカル・スタイリストたちを彷彿とさせますが、彼女の声は他に類を見ない独自のものです。ギタリストのサム・カーメイヤー(そして2曲でアコーディオン奏者のベンジャミン・ローゼンブラム)の伴奏による新作「Venez donc chez moi」は、ローラが愛するフランスへのオマージュであり、敬意を表しています。モーリス・シュヴァリエ、ボリス・ヴィアン、エディット・ピアフ、ジャック・ブレルなど、フランスの名曲をジャズ風にアレンジした作品が収録されています。彼女はスタンダードナンバーを感情豊かに、そして雄弁に歌い上げ、その物語性は、年齢を感じさせない魂を描き出しています。