レジャー・アワー - ザ・サニー・サイド(ビニール盤)
商品番号: 634413112250
詳細: 「愛する人は皆、いずれ死んでしまう」と、Leisure Hourのニューアルバム『The Sunny Side』の2曲目「Ivy Tech」でアイザイア・ニールは歌う。淡々とした歌詞が淡々と語られるが、その直後、グレース・デューダスとレーガン・ゴードンが「whoa-oh-oh-oh」という力強いコーラスでハーモニーを奏でる。この約3秒の間に、Leisure Hourの精神が余すところなく伝わってくる。『The Sunny Side』は長年の作曲とレコーディングの成果であり、5年間のラインナップ変更の集大成と言えるだろう。そして今、Leisure Hourはベーシスト兼ボーカルのデューダス、ギタリスト兼ボーカルのニール、そしてドラマー兼ボーカルのゴードンという最終形態に至っている。
バンドによると、『ザ・サニー・サイド』は「中流階級の人間としての愛、喪失、そして精神的な苦悩」をテーマにしており、人生が芸術を模倣したと言えるかもしれない。3人は、思い描いた通りにこれらの曲をレコーディング・プロデュースするための資金を捻出するのに苦労した。彼らは仕事の残業をし、DIY精神で、これらの曲を世に送り出すための資金を集めるため、できる限り多くの音楽フェスティバルを開催することにした。そして「周りのコミュニティが団結してこのアルバムを実現させてくれたことに、心から感謝しています」と綴っている。
その感謝の気持ちこそが、『ザ・サニー・サイド』の原動力だ。アルバムを構成する11曲は、揺らぐ希望と失望への予感に基づいているが、同時に、歯を食いしばって立ち直る力と、苦労して得た小さな勝利への感謝も伴う。「許せない」とデュダスは「Forgiveness」の最後で歌うが、すぐに「でも、許そうとしている」と続け、それを何度も繰り返す。もしかしたら彼女はただ自分を納得させようとしているだけなのかもしれないが、重要なのはその努力だ。レジャー・アワーは当分の間、明るい面を見るのをやめるつもりはなく、あなたも同じようにしようと必死に努力している。
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