詳細： 2020年リリース。「怒りと憂鬱が私を蝕み、もう我慢できなくなった。だから、自分の中の悪魔と向き合い、ただレコーディングを始めたんだ」と、インディーズ・シンガーソングライターのレスリー・メンデルソンは語る。遊び心たっぷりに『If You Can't Say Anything Nice...』と名付けられたこのアルバムは、直感的なテーマ、想像力豊かなアレンジ、映画のようなダイナミックさと質感、そして生々しいエレガンスが溢れる作品だ。レスリーはこれまでに、グラミー賞ノミネート作品を含むデビューアルバム2枚、EP1枚、シングル3枚をリリースしている。ファーストアルバムでは、プロダクション面での輝きを放っていたが、セカンドアルバム『Love & Murder』ではその輝きを削ぎ落とした。『If You Can't Say Anything Nice...』は、プロダクション面ではこれまでのアルバムとは大きく異なる、力強いアルバムだが、ガレージロック的な奔放さも持ち合わせている。このアルバムでは、レスリーは長年の共作者でありギタリストでもあるスティーブ・マキューアンと協力し、マキューアンはベーシスト兼エンジニアのロレンゾ・ウルフとともにアルバムを共同プロデュースした。