詳細：限定カラーヴァイナルLPプレス。トロントを拠点とするコロンビア出身のミュージシャン／アーティスト、リド・ピミエンタのデビュー作『Color』（2010年）は、ポップミュージックへの明るい進出と言えるでしょう。しかし、2016年の『La Papessa』は、より深く掘り下げ、重厚なテーマを扱い、中毒性のある重層的なビートに浸っています。ピミエンタは、女性として、そして幼い息子と共に「大都市」（トロント）へ移住した母親として、インディペンデント・アーティストとしての足場を固め、ポップ・ラティーナ・アーティストのあるべき姿を再定義しています。 La Papessa は、伝統的なアフロコロンビアのパーカッションからグローバルなベース、そしてよりダークで前衛的なエレクトロニックサウンドまで、リスナーを音楽の旅へと誘います。歌詞では、コロンビアとカナダの先住民コミュニティの飲料水の不足 (「Agua」) から、コロンビア人とカナダ人という自身の混合アイデンティティ (「Al Unisono Viajan」、「Quiero Jardines」)、人間関係の葛藤 (「La Capacidad」、「Ruleta」) まで、さまざまな問題に取り組んでいます (全編スペイン語で歌われています)。