詳細： 2024年リリース。ダーク・カントリー・トリオ、ロスト・ドッグ・ストリート・バンドが2022年アルバム『Glory』をリリースした後、バンドリーダーのベンジャミン・トッドはプロジェクトを終了させる時だと決断した。トッドは妻のアシュリー・メイ（フィドル）と共に、2011年からバンドとして活動してきた。しかし、2023年1月にソロ・プロジェクトのレコーディングを終えたわずか1ヶ月後、トッドはもう一度このプロジェクトに立ち戻りたい衝動に駆られた。「ロスト・ドッグはもう終わったと思っていたのですが、ソロ・アルバムをレコーディングした後、新作のために準備していた曲を全部見直しました。それらはバンドのための曲だったんです。ロスト・ドッグはまだ終わっていないと自分に言い聞かせなければなりませんでした。」プロジェクト終了の可能性に胸が張り裂ける思いだったが、この新たな状況において、この復活はより大きな意味を持つ。「ベンジャミンと私は、個人的にも、そして一緒にも、この5年間、仕事で辛い時期や、個人的なことで士気をくじかれる時期を経験してきました」とアシュリー・メイは説明する。 「この1年間、そこから一歩引いて『ああ、僕らはあれを乗り越え、生き延びたんだ』と実感できたのは、本当に素晴らしい、輝かしい瞬間だった。士気が下がった時期の最高の瞬間だった」。だからこそ、『Survived』は救いの恩恵であり、灰の中から蘇った不死鳥のような存在なのだ。「このアルバムはすべてを意味している」とトッドは付け加える。「まるで救済されたような気分だ」