詳細：ゲートフォールド180gレッド・ヴァイナル。フェイスフルが21世紀にリリースした過去4枚のアルバムはどれも素晴らしい出来栄えだったが、今作はそれらを凌駕する。ニック・ケイヴ、アナ・カルヴィ、エド・ハーコート、パトリック・レナード、トム・マクレーといった面々が楽曲制作に携わっている。バンドメイトもオールスター級の豪華メンバーで構成され、ハーコート、エイドリアン・アトリー、ディミトリ・ティコボイ、ロブ＆ウォーレン・エリス、そしてストリングスが参加している。ケイヴはフェイスフルと1曲（優しい「Deep Water」）を共作し、アルバムのハイライトとなる壮麗な「Late Victorian Holocaust」をフェイスフルのために1曲作曲している。 『ロンドンに愛を』は、少なくとも70年代後半以降の彼女の肖像としては、これほど完璧な作品はないと言えるだろう。全体として、彼女の創作活動が衰えていないことを如実に示している。 今回の再発盤は、赤色のビニール盤を採用した特別な一枚です。