詳細:アメリカ音楽界の真の伝説を全盛期に捉えた作品!
ベアファミリーの絶賛された「Untamed Hawk」セットの続編
1969年から1976年までのすべてのスタジオ録音。15曲連続で1位を獲得したカントリーヒット曲も含まれています。
「Okie From Muskogee」や「The Fightin' Side Of Me」などのベトナム戦争時代の名曲や、より穏やかな未発表曲「Somewhere In Between」も収録されています。
他未公開パフォーマンス20曲以上収録!
マール・ハガードはアメリカ音楽界において独特の地位を占めている。サイレント・マジョリティに声を与えた彼は、後にカウンターカルチャーの寵児となった。1960年代、70年代、80年代、90年代、そして2000年代を通してヒット曲を生み出し、現在も年間200公演をソールドアウトでこなしている。
1995年にベア・ファミリーが『アンテイムド・ホーク』をリリースして以来、彼の伝説的なキャピトル・レコードの残りの音源を収録した続編のリリースを切望されてきました。そしてついに、6枚組CDで1968年から1976年までの激動の時代を網羅した待望の続編が完成しました。収録されていないのは、ジミー・ロジャースへのトリビュート・アルバム(ベア・ファミリーから既にシングルCDとしてリリース済み)と、コンパニオン・アルバムとしてリリースされるライブ音源のみです。
マール・ハガードが「Okie From Muskogee」や「The Fightin' Side Of Me」といった曲でアメリカを二分した時代だったが、このセットが示すように、彼の政治へのアプローチは当時多くの人が考えていたよりも繊細だった。「Somewhere In Between」という未発表曲(数あるうちの一つ)で彼は「左翼を見ながら立って、右翼の方を向くと、どちらの状況にも良い面と悪い面の両方を見つける…」と歌っている。さらに彼は「反対意見を持つ若者の気持ちが理解できないほど、私は年を取りすぎているわけではない」と付け加えている。未発表音源には、数年後にエピック・レコードから大ヒットとなった「That's The Way Love Goes」のオリジナルバージョンも収録されている。
マール・ハガードの黄金時代は、声なき人々に声を与え、途切れることなくナンバーワンヒットを連発した時代だった。これこそが、アメリカン・カントリー・ミュージック、いや、アメリカン・ミュージックの真髄と言えるだろう。