詳細:メインボーカルのテオ・ヒルトンの喜びに満ちた動きを周回する、明るく奇妙な惑星の熱狂的な軌道のようなナナ・グリゾルのデビューアルバム「Love It Love It」は、2008年5月13日にOrange Twinよりリリース。全米各地のDIYスペースを巡る1ヶ月に及ぶツアーの直後、故郷ジョージア州アセンズでレコーディングされたこのアルバムは、バンドのエネルギーに満ち溢れ、ライブパフォーマンスにおいても磨き抜かれた演奏が堪能できる。「Love It Love It」は、バンドの愛すべき汗に染まったエッセンスを一切損なうことなく表現している。テオの歌声と美しいフィンガーピッキングを、多様な楽器編成で彩り豊かに彩っている。ローラ・カーターとロビー・クッキアーロは、共にアセンズの伝説的、そして悪名高いホーン・ブイットのニュートラル・ミルク・ホテルに元所属。二人は金管楽器セクションを率い、ローラの祝祭的なトランペット、ロビーのバリトン・ユーフォニアム、クラリネット数本、ハーモニカ、リコーダー、そしてツアー用トランクに詰め込めるあらゆる楽器で演奏する。リズムの骨格は、サザン・パンクロックの女王マデリン・アダムスのベース、マット・キャスカートのドラム、そしてホット・ニュー・メキシカンズのリーダー、パトリック・ジェニングスによる的確なフェンダー・ローズ・ピアノが支えている。