詳細：ナンシーが「女の子らしさ」を強調し、リーが「男らしさ」を倍増させたこのデュオの1968年のリプライズ・アルバム『ナンシー＆リー』は、意外な組み合わせをボーカルポップの喜びへと昇華させ、アルバムチャート13位を記録しました。4年後、ナンシーとリーは再びタッグを組み、セカンドアルバムをリリースします。このアルバムは、ナンシーとリーの愛らしさはそのままに、さらに野心的な作品となりました。大胆なサイケデリックから甘美なシネマティックまでを網羅した『ナンシー＆リー・アゲイン』（1972年）には、壮大な「アーカンソー・コール（組曲）」、官能的な「パリ・サマー」、ドリー・パートン作「ダウン・フロム・ドーヴァー」、カントリー風の「ディド・ユー・エヴァー」（全英2位の大ヒット）などが収録されています。 『ナンシー＆リー・アゲイン』初の再発盤には、ボーナストラック「マシン・ガン・ケリー」（初アナログ盤）と「シンク・アイム・カミング・ダウン」（未発表）が収録され、音源はオリジナル・アナログ・テープから新たにリマスターされています。ゲートフォールド・スリーブには20ページのブックレットが封入され、ナンシーの個人アーカイブから厳選された未公開写真も掲載されています。限定版ビッグ・レッド・バルーン・スワール・アナログ盤で入手可能です。