詳細： 2014年180グラム・ビニールLPプレス再発。『Kicking Against the Pricks』はニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズの3枚目のアルバムで、1986年にリリースされました。カバーバージョンからなるこのレコードのバッド・シーズのラインナップは、ケイヴ、新しいドラマーのトーマス・ワイドラー、ミック・ハーヴェイ、ブリクサ・バーゲルド、そしてバリー・アダムソンです。ケイヴは後にこのレコードの重要性を軽視するようになりましたが、バンドの音楽的発展に役立ったと述べています。選曲について、ケイヴは次のように語っています。「すべて違う理由で作られたんだ。基本的に曲のリストを作って、それを演奏しようとしたんだ。レコードには入らなかったあらゆる人たちの曲を試した。トム・ジョーンズの曲のようにトリビュートだった曲もあれば、そもそも特に上手くできたとは思わなかった曲もある。「The Carnival Is Over」のように子供時代から忘れられない曲もあったよ。」ストリングスはミック・ハーヴェイがアレンジし、ベルリン・カフェハウスミュージック・アンサンブルが演奏しました。「The Hammer Song」は、1990年のバッド・シーズのアルバム『The Good Son』に収録されている同名の曲とは全く異なる曲です。2014年夏、アビー・ロード・スタジオで行われたカッティングの際に、ミック・ハーヴェイがレコードの移管承認を行いました。ニック・ケイヴ本人の承認を得たこのエディションは、ついにオリジナルのフォーマットで再び入手可能となりました。