詳細:ニック・ダイアモンズのセカンドLP『City Of Quartz』は、2011年のデビュー作から大きく飛躍した作品です。シンセサイザー、ドラムマシン、そして彼特有のマカロニ・ウエスタン風のギター・リックを融合させたサウンドは、ENOやEOLといった不動の人気アーティストへのオマージュであり、ESGやEMFといったより現代的なアーティストへの先見性も持ち合わせています。しかし同時に、2003年以降アイランズ、ミスター・ヘブンリー、ザ・ユニコーンズと共に築き上げてきた、彼独自の世界観にもしっかりと根付いています。