詳細： 『ライヴ・アット・ザ・ラウンドハウス』は、ピンク・フロイド関連の他のコンサート映画とは一線を画す作品です。タイムマシンに最も近い存在として、バンド結成当初の時代へと誘います。ピンク・フロイドのスタジオ・アルバム全作に参加した唯一のバンドメンバー、ニック・メイソンが、ゲイリー・ケンプ、ガイ・プラット、リー・ハリス、ドム・ベケンといった面々と共に、バンドの初期のレコードに再び足を踏み入れます。1967年、ニック・メイソンは『ソーサーフル・オブ・シークレッツ』で初めてクラブに復帰し、その後、イギリス、北米、ヨーロッパ各地の劇場で、『狂気』以前にバンドが録音した楽曲のみを演奏しました。ピンク・フロイドが1960年代に最も崇拝される初期の公演を行ったロンドンのラウンドハウスでの、バンドの名高い公演から収録されたこのリリースは、シド・バレットがバンドに在籍していた時代の曲を含む、他に類を見ないスリリングなセットリストを特徴としています。この多彩なラインナップのうち、ピンク・フロイド自身またはメンバーによる公式ライブ盤に収録されたのはわずか4曲のみです。それ以外の曲はすべて、彼らのオリジナル・ライブ・パフォーマンス以来、初めて聴くことができます。