詳細：ソニー・レスターの象徴的なレコードレーベル、グルーヴ・マーチャントの素晴らしいバックカタログを網羅した、ミスター・ボンゴのリイシュー新シリーズを誇りを持って発表します。まずは、ギターの巨匠オドネル・レヴィによる、魅惑的なファンクとソウルジャズが融合したアルバム『Simba』。 ボルチモア生まれのレヴィは、『シンバ』リリース当時、すでに最も有望なジャズ・ギタリストの一人として高く評価されていました。ジョージ・ベンソンやジミー・マクグリフとツアーを共にし、マクグリフのブルーノート・アルバム『ブラック・パール』にも参加した後、ソニー・レスターのグルーヴ・マーチャントと契約しました。 タイトでありながらも自然とファンク色が強く感じられるリズムのマスタークラスと言えるこれらのトラックは、ミュージシャンたちの真骨頂を余すところなく表現しています。アルバムのオープニングを飾る「Bad, Bad, Simba」は、ラロ・シフリンの70年代カーチェイスのサウンドトラックにあってもおかしくないでしょう。レヴィの演奏は鮮やかで明るく、洗練されており、伝染するような熱狂的なエネルギーが、ガッドの卓越したドラミングと見事に調和しています。「Simba」のどのトラックも傑作です。