詳細：このディスクに収録されている録音のいくつかは、オットー・クレンペラーが75歳の誕生日を迎えた1960年に録音されたもので、作曲家の孫であるヴィーラント・ワーグナーは、この指揮者を「類まれな芸術的現象」と称賛しました。クレンペラーのワーグナー音楽への卓越した才能は、キャリアの初期から既に発揮されていました。30歳になるまでに、彼は『ローエングリン』、『さまよえるオランダ人』、『タンホイザー』、『ニーベルングの指環』、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』、『パルジファル』、『トリスタンとイゾルデ』を指揮していました。 「これらのレコードに収録された演奏はどれも素晴らしく、演奏も録音も素晴らしい。クレンペラーは偉大なワーグナー指揮者であり、おそらく世界最高の指揮者と言えるだろう。」グラモフォン 20世紀音楽史に名を刻むドイツ生まれの指揮者、オットー・クレンペラーは、1973年7月8日に88歳で亡くなりました。2023年は彼の没後50周年にあたります。ワーナー・クラシックス・カタログにおける彼の全録音が、初めて2つの巨大な別箱で発売されます。交響曲集、協奏曲集、歌曲集（95CD）を収録した第1弾は、2023年6月に発売予定です。すべての録音は、オリジナル音源からHD 192/24でリマスターされています。