詳細：アーカイブリリース。フィル・プラットは、60年代のロックステディ全盛期からジャマイカで輝かしいキャリアを築いてきましたが、80年代にはロンドンでの制作活動が増えていきました。イージー・ストリートは低予算スタジオで、プロ仕様ながらも機材は限られていました。サウンドクラフトTS24ミキシングデスク、ローランドRE301コーラスエコー、AKG BX5リバーブ、MXRフランジャー／ダブラーといった機材です。そして、当時急増していたレゲエプロデューサーたちに適した、スピーディーな制作体制でした。1980年代初頭のリリース以来入手困難な人気ダブアルバムは、当時のフィルの制作手法を象徴する作品です。バックトラックはジャマイカのジョー・ギブスのスタジオで録音され、オーバーダブとミキシングはロンドンで行われました。