2002年の映画「スコーピオン・キング」は、ユニバーサル・ピクチャーズが手掛けた大ヒットシリーズ「ハムナプトラ」のスピンオフ作品であり、前日譚。ドウェイン・“ザ・ロック”・ジョンソンが初の主役を務め、彼のスーパースターとしての地位を確立するきっかけとなった。ロックは「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」で演じたマサイアス役を続投し、アッカド人の傭兵が、それまでの映画の出来事の5,001年前に権力を握るまでを描いたオリジンストーリーが展開される。チャック・ラッセル監督(「マスク」「イレイザー」)は、「カットスロート・アイランド」(1995年)でのジョン・デブニーの交響楽的なスコアの素晴らしさを評価し、彼を「スコーピオン・キング」の音楽担当に指名した。デブニーはジェリー・ゴールドスミスとアラン・シルヴェストリの「ハムナプトラ」の路線を踏襲し、フルオーケストラと合唱団に、ネイ、ドゥドゥク、ラムズホーン(日本の和太鼓や笛も)といった非西洋楽器を加えて異国情緒と古代の雰囲気を醸し出す、壮大で砂漠をイメージさせるアクションスコアを制作した。また、映画の現代的な雰囲気とロックのプロレスファン層に合わせて、シンフォニック楽器と激しいエレキギターを「マッシュアップ」させた。監督と作曲家は、このスコアをクラシックなアドベンチャー映画へのオマージュとすることを意図していた。デブニーが新しいライナーノーツで回想しているように、「チャックは、昔の素晴らしい映画、音楽が縦横無尽に駆け巡るような映画を再現したいと強調していました。私は海賊の要素を持つコルンゴルトやレイ・ハリーハウゼンのシンドバッド映画の音楽、そしてジェリーとアランに立ち返りました。私は、私のヒーローたちへのこうしたちょっとした音楽的オマージュを施すのが大好きなんです」。「スコーピオン・キング」は、映画公開時にヴァレーズ・サラバンドから40分間のCDとしてリリースされた。今回の2CDデラックス・エディションでは、スコアプログラムが約80分に倍増され、デブニーのデモ音源がボーナスセクションとして追加されている。ライナーノーツはダニエル・シュヴァイガーによる。 トラックリスト: Never An Akadian Boo! Scorpion King: Main Title Tribal Council Camels Are Smarter Night Attack Mathayus Meets Memnon/Fire Ants [Suite] Escape from Ants Cassandra's Vision Savage World Enemy...