詳細: X - No AbsolutesはProngの真骨頂と言える作品だ。アルバム冒頭の3曲「Ultimate Authority」「Sense Of Ease」「Without Words」の強烈さと激しさは、聴く者を息を呑ませるほどだ。タイトル曲は歯切れが良く、同時にキャッチーでもある。「Do Nothing」はProngがバラードに最も近づいた作品と言えるかもしれない。このアルバムは、Victorのボーカル面での大きな進歩と自信を示している。特にVictorが「アルバムの曲順を決めるのは難しかった。どの曲もそれぞれに力強い」と述べているように、このアルバムには弱点を見つけるのは難しい。