詳細：本作は2011年の『Sucre Du Sauvage』以来、Quintron & Miss Pussycatにとって初の正式なフルレングス・アルバムとなり、メンフィス・テネシーの風変わりなロック・レーベルGoner Recordsから3枚目のリリースとなる。プロデューサーはGreg Cartwright（The Oblivians / Reigning Sound）で、フロリダ州ゲインズビルのPULP ARTSスタジオで2インチ・テープに録音された『Goblin Alert』は、『Sucre Du Sauvage』の続きとなる。「Teenagers Don't Know Shit」「Stroller Pollution」「Buc-ee's Got A Problem」といった、生意気で半ば政治的な、トラッシュ・アンセムが満載だ。また、クイントロンとプッシーキャットは今回初めてドラムマシンを廃止し、ニューオーリンズ・ジャズ・バッシャーのサム・ヨーガー（ベイブス、AJダヴィラ）をドラムに、そしてフロリダ出身のセクシーなダニー・クリフトン（ルーム13、ジェーン・ジェーン・ポロック）をホローボディギターに起用しました。その結果生まれたヴァイブは、マイアミ・ディスコをミシシッピの泥流に浸したような、どこかひねりを加えたような雰囲気で、特にビロクシのトークボックス・マスター、ベニー・ディヴァイン（別名ベニー）をフィーチャーしたトラックは印象的です。そしてミステリー好きには、マルディグラの日に姿を消した問題を抱えた少女を描いた3/4のパワーバラード「Where's Karen」がおすすめです。ヘザー・リー（ルーム13、ジェーン・ジェーン・ポロック）がバックボーカルを務めています。