詳細:英国のダウンチューン・エピック・スラッジ・ロックのパイオニアであるレイジング・スピードホーンが、刺激的なニュー・アルバム『Night Wolf』で帰ってきた。6人組による激しいリフ中心のメタル、力強さ、パワー、そして究極的には歌主導のグルーヴに満ちた10曲を収録したこのアルバムは、レイジング・スピードホーンが25年以上のキャリアで作り上げてきた魔法を完璧に捉えている。スラッジ、圧倒的なドゥーム、ハイエネルギーでダートなロックンロール・リフの間を行き来する6人組は、上質なワインのように成熟し、その技術を新たなレベルに磨き上げた。『Night Wolf』は、創設メンバーのフランク・リーガン(ボーカル)、ゴードン・モリソン(ドラム)、主力のジム・パーマー(ギター)、アンディ・ギルモア(ベース。英国のポスト・ハードコアのレジェンド、ハンドレッド・リーズンズでも活動)、そしてセカンド・ボーカルのダン・クックに、新しいギタリスト、ダフ・ウィリアムズが加わった初のアルバムである。この新たなラインナップにより、レイジング・スピードホーンはバンドのDNAを受け継ぐだけでなく、独自の音楽的限界を押し広げ、新たな未開の領域へと颯爽と足を踏み入れている。英国ケタリングのパーラー・スタジオで、ラス・ラッセル(Napalm Death、At The Gates、Dimmu Borgir)と共にレコーディングされた本作は、バンドとラッセルの関係が長年にわたり磨かれてきたものであり、彼はLost RitualとHard To Killのプロデュースも手掛けている。その結果生まれたアルバムは、洗練されたソングライティングの技巧を遺憾なく発揮し、6人組の個性を再びダイヤモンドのように際立たせている。