詳細： LPレコード。メルボルン出身の5人組、ローリング・ブラックアウト・コースタル・フィーバーが、3枚目のアルバムとなる『Endless Rooms』を携えて2022年にカムバック。バンド自身も「自分たちの得意とする、部屋の中で一緒に曲を探し求める」と表現する『Endless Rooms』は、RBCFのコラボレーション精神とライブパワーの証と言えるでしょう。初期のアイデアは、ロックダウンによる長期の隔離期間中にオンラインで交換されていましたが、アルバムの真の誕生は、メルボルンから北へ約2時間、1970年代にルッソ家が建てた、森の中の日干しレンガ造りの家にバンドが移動した、ほんの少しの自由時間の中で生まれました。そこで12曲が形作られ、広々とした湖畔の家の音響と雰囲気に深く影響を受けた彼らは、アルバムをそこでレコーディングすることを決意しました。アルバムカバーにもこの家が描かれています。バンドは初めてセルフプロデュースでアルバムを制作し（エンジニアであり、コラボレーターであり、古くからの友人でもあるマット・ダフィーと共演）、これまでで最も自然主義的で壮大な作品を生み出しました。その結果、雨、火、鳥、風といったフィールドレコーディングの音が散りばめられ、その土地のスピリットが染み込んだ楽曲集が誕生しました。