詳細:オスカー候補の映画「ROMA/ローマ」は歴史の枠を超え、メキ​​シコの時間、日常生活、そして歴史の認識を捉えています。監督はアカデミー賞とゴールデングローブ賞を受賞したアルフォンソ・キュアロン (「ゼロ・グラビティ」「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」)。アルフォンソ・キュアロン監督とサウンドトラックプロデューサーのリン・ファインシュタインとランドール・ポスターがキュレーションした「ROMA/ローマ」のサウンドトラックは、メキシコのラジオ放送の代名詞である有名なXEWがイギリスのポップスやロックを放送していた1970年代のメキシコの音に私たちを連れ戻します。同時に、現在でもメキシコとラテンアメリカの音楽の代名詞として残っている音楽的アイコンであるホセ・ホセ、フアン・ガブリエル、リゴ・トヴァルなどのパフォーマーを通じて、徐々に新しいメキシコのポップスを紹介していました。 『ROMA』の音楽は、カウンターカルチャーの萌芽的な象徴であったロックから、数ヶ月にわたるアヴァンダロ・フェスティバル、そしてこの10年間を象徴するトロピカルなリズムやポップまで、当時の音楽の多様性を鮮やかに描き出しています。この感動的な音楽集は、変化の推進力とそれへの抵抗の間で揺れ動くような、社会政治的・文化的変遷に浸りながら、当時のメキシコの様々な物語を物語っています。だからこそ、『ROMA』は、過去と未来の可能性、世界とメキシコ、そして映画が描く様々なメキシコの姿の中で、互いに向き合い、補完し合う、壮大な音のモザイクを描いた肖像画なのです。『ROMA』は、アルフォンソ・キュアロン監督の最新作であり、ヴェネツィア国際映画祭で最優秀作品賞である「金獅子賞」を受賞した初のメキシコ映画です。世界中の批評家から、2018年および近年の最高の映画の一つと評されています。