詳細：ボーナスデモ、オルタナティブ・ラフミックスなどを収録した25周年記念デラックス版！ポルトガル語で「墓」を意味するセパルトゥラは、ブラジルのベロオリゾンテ出身のヘヴィメタルロックバンドです。1984年にマックスとイゴールのカヴァレラ兄弟によって結成されたこのバンドは、1980年代後半から1990年代初頭にかけて、グルーヴメタル、スラッシュメタル、デスメタルといったジャンルで大きな影響力を発揮しました。キャリア後半には、オルタナティブメタル、ワールドミュージック、ニューメタル、ハードコアパンク、インダストリアルメタルなどから影響を受けたスタイルを確立しました。セパルトゥラは、パンテラ、テスタメント、セイクリッド・ライヒ、ダーク・エンジェル、マシーン・ヘッド、デス・エンジェル、フォービドゥンといったバンドとともに、80年代後半から1990年代半ばにかけての第二波スラッシュメタルバンドの一つとされています。バンドは15枚のスタジオアルバムをリリースしており、最新作は2020年の『Quadra』です。最も成功したアルバムは『Beneath The Remains』（1989年）、『Arise』（1991年）、『Chaos AD』（1993年）、『Roots』（1996年）です。アメリカで300万枚以上、全世界で2,000万枚以上のレコードを売り上げ、フランス、オーストラリア、インドネシア、そして母国ブラジルなど、世界中で複数のゴールドディスクとプラチナディスクを獲得しています。『Roots』はバンドの6枚目のスタジオアルバムです。創設メンバーであり、ボーカル兼リズムギターを担当するマックス・カヴァレラが参加した最後のスタジオアルバムです。アルバム『Chaos AD』ではテンポを落とし、ラテン風のリズムへと移行しましたが、『Roots』ではブラジル音楽のテクスチャーをさらに深く掘り下げています。サウンドと全体的な美的感覚の両方において、『Roots』はブラジルの疎外された先住民族とその文化への意識的な敬意も表しています。 「Itsári」にはシャヴァンテのチャントがフィーチャーされており、「Born Stubborn」でも再登場し、アルバム全体の緩やかなテーマラインを形成しています。アルバム全体を通して、バンドの実験精神とコラボレーションへの傾倒が顕著に表れています。「Lookaway」には、Kornのボーカリスト、ジョナサン・デイヴィス、当時Kornに在籍していたドラマーのデヴィッド・シルヴェリア、ハウス・オブ・ペイン／リンプ・ビズキットのターンテーブリスト、DJリーサル、フェイス・ノー・モア／ミスター・バングルのボーカリスト、マイク・パットンがゲスト参加しています。リフ面では、『Roots』は当時盛り上がりを見せていたニューメタル・ムーブメント、特にKorn（最初の2枚のアルバムはRootsのプロデューサー、ロス・ロビンソンがプロデュース）とデフトーンズからの影響も見て取れます。バンド脱退後、マックス・カヴァレラはソロプロジェクトSoulfyで、Rootsのニューメタルと「ワールド」スタイルを継承しました。発売以来、『Roots』は世界中で200万枚以上を売り上げています。