蓮沼執太 - unpeople (Vinyl)

蓮沼執太 - unpeople (Vinyl)

商品番号: 4560452131449

通常価格 $64.99


/
詳細:新型コロナウイルス感染症のパンデミック後、蓮沼執太はNYブルックリンから東京へ拠点を移し、蓮沼執太フィルハーモニック・オーケストラでの活動に加え、国内外で精力的に活動を展開。ファインアート作品の発表から、映画、ドラマ、TV番組への伴奏まで、多岐にわたる活動を展開。ブレイクの真っ只中、自身のペースで「純粋に自分のための音楽」としてアルバム制作を続けてきた。5年にわたる制作期間には、蓮沼執太自身が演奏した音、集めた音、場所や人の記憶、録音などが集約されている。音は、楽器音から非楽器音、電子音、フィールドレコーディングまで多岐にわたる。あらゆる音を平等に扱うことで、作品『unpeople』は芸術音楽として成立している。近年の記憶に残る蓮沼のサウンドワークには、インターナショナル・アンセムやノンサッチ・レコードからの作品リリースで知られるギタリスト、ジェフ・パーカー、ライブでも共演経験のあるコーネリアスこと小山田圭吾など、多彩なアーティストの参加が光る。蓮沼とは折に触れコラボレーションを続ける灰野敬二は様々な楽器を演奏し、ニューヨークを拠点に活動するドラマー、グレッグ・フォックスは、コムアイの豊かで温かみのある歌声、そして沖縄在住で沖縄の伝統楽器である三線と三波を演奏する新垣睦美は、それぞれに個性的なサウンドを披露。ゲストプレイヤーとして、蓮沼執太フィルハーモニー管弦楽団でも活躍するギタリスト、石塚周太、そして和楽器笙の音無郁弥が参加。活動領域も音楽性も異なる様々なミュージシャンのサウンドが集い、今作のサウンドのコントラストを高めている。テクノ、アンビエント、ジャズ、ポストクラシカル、そして現代音楽までもを包含するサウンドワークは、蓮沼執太自身の多岐にわたる活動とシンクロさせるのが難しい。しかし、この不特定性こそが、自由で風通しの良いサウンドを生み出している。歌もの作品『Melodies』(2016年)以来7年ぶりのスタジオレコーディングアルバム。インストゥルメンタル作品としては『POP OOGA』(2008年)以来15年ぶりのリリースとなり、待望のリリースとなる。制作面では、アルバムの核となる楽器は蓮沼のブルックリンと東京のプライベートスタジオで録音・ミックス。サウンドは蓮沼の盟友であるエンジニア、葛西俊彦との共同ミックス。マスタリングはGuy Davie(Electric Mastering)が担当。信頼するエンジニアたちと共同で、確かな音響を追求している。まるで人間の不在を感じさせるようなアルバム『unpoeple』のアートワークは、写真家・池谷陸とグラフィックデザイナー・田中星理がアートディレクションを手掛けた。蓮沼、池谷、田中の3人は、2022年9月よりリリースしてきた9曲でコラボレーションを続けており、今回のアルバムアートワークは彼らの継続的なコラボレーションの集大成とも言える作品となっている。9月1日より恵比寿のアートブックショップPOSTにて、同タイトルの展覧会『unpeople』が開催される。音楽からアートへ、アートから音楽へ。ここから、アートの新たな可能性が拓かれる。

詳細を見る