詳細：エグゼクティブ・プロデューサー：アン＆ビル・ハームセン。このアルバムがラテン・グラミー賞と国際クラシック音楽賞にノミネートされたことからもわかるように、シベリウス・ピアノ・トリオの紳士たちはどんな音楽スタイルでも気兼ねなく演奏できます。アルゼンチンの作曲家ディエゴ・シッシが彼らのために書いた「ネネ」を演奏すると、ラテン系のミュージシャンが南米の陽光とアルゼンチンのダンス・リズムを奏でているのが聞こえてきます。「ネネ」は少年の白昼夢と空想の世界を称えています。シベリウス・ピアノ・トリオがデイヴィッド・S・レフコヴィッツの「ルミネーションズ」を演奏すると、トリオはペルシャの詩の神秘的な炎を呼び起こします。13世紀の偉大なペルシャの詩人でスーフィーの神秘主義者ジャラール・ッディーン・モハマド・ルーミーにインスピレーションを得たデイヴィッドの叙情的な作品では、ウード、鼻笛、東欧のクレズマーなどの楽器の音が聞こえてきます。 「『ルミネーションズ』と『ネネ』は、トリオが初演を行ったセガストロム芸術センターで観客に大変好評でした。誇り高きフィンランド人として、そしてフィンランド政府の代表として、シベリウス・ピアノ・トリオの才能に敬意を表します。ペッテリ、ユホ、サムリはまさに我が国の真髄を体現する存在です。ロサンゼルス在住者として、このトリオがカリフォルニアやヤルング・レコードと深く結びついていることを大変嬉しく思います。」 - JP・マルッカネン フィンランド総領事