詳細：限定版の赤と白のカラー・ヴァイナルLPプレス。スレイヤーのライブで定番となっている名曲「Chemical Warfare」を収録した『Haunting the Chapel EP』は、多くの人が評価する以上に、伝説のLAバンドのキャリア発展において重要な足掛かりとなった。バンドの期待の高かったデビュー作と、翌年のサウンド的に成熟した『Hell Awaits』の間にリリースされた『Haunting the Chapel』は、スレイヤーのロックをベースとした楽曲構成から、後にスラッシュメタルのシグネチャーサウンドとして認められることになる、非線形でジャンルを定義するスタイルへと移行した過渡期について、重要な手がかりを提供している。均質で質の高い楽曲が揃う本作の中でも、ファンに長く愛されている「Captor of Sin」はもう一つのハイライトであり、熱心なスレイヤーファンに自信を持ってお勧めできる一枚だ。