詳細： 『Fickle Heart』LPは真のチームワークの結晶です。当初、デモ音源はドラマー兼プロデューサーのルー・サルヴォーニによってチズウィック・レコードに持ち込まれました。チズウィックはバーバンドやパンクミュージックのイメージが強いですが、音楽的にははるかに多様性に富んでいました。リードトラック「Driver's Seat」には力強いサウンドがあり、周囲の類似音楽の多くよりもタフなこのレコードの特徴的なサウンドでした。エンジニアのバリー・ファーマーは、パスウェイ・スタジオから招聘されました。彼はパスウェイ・スタジオで、チズウィックの初期作品や『Stiff』の制作に携わっていました。これは新興勢力よりも古いスタイルで、バンドは当時ロンドンでトップクラスのミュージシャンで構成されていました。レコーディングの多くはリージェンツ・パーク・スタジオで行われ、スティーブ・リプソンがプロダクションチームに加わりました。『Driver's Seat』は1978年10月にイギリスで初リリースされ、スペイン、オランダ、ドイツでもチャートインしました。しかし、1979年7月にアトランティックからアメリカでリリースされ、チャートのトップ20にランクインしたことで、本格的に人気が爆発しました。アルバムは同年11月に発売されました。「Driver's Seat」がフィーチャートラックではありますが、決して1曲だけのアルバムではありません。自信に満ちたアレンジと音楽性、そしてプロダクションが、素晴らしい楽曲を集めた不朽の名盤となっています。時代を舞台にしながらも、時代を超越し、発売から43年経った今でも新鮮に響いています。このアルバムは1995年以降、アナログレコードでは発売されていませんでしたが、オリジナルテープからリマスターされ、これまで以上に素晴らしいサウンドになっています。限定180gブラック・アナログレコード版。厚手のボール紙スリーブとプリント入りインナー付き。