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イギリスの先駆的サイケデリック・バンド、ソフト・マシーンの最新リマスター映像が、『Facelift France and Holland』としてフランスとオランダで発売されます。3枚組CD/DVDセットは、Cuneiform Recordsより3月25日に発売され、1960年代カンタベリー・バンドの最も初期の映像を収録しています。 1966年、ピンク・フロイドやジミ・ヘンドリックスなどと共演し、60年代サイケデリック・ムーブメントの先駆者として海を渡ったソフト・マシーンは、1970年に新たな10年の幕開けを迎えた。バンドはより折衷的なジャズ・ロック・サウンドへと移行し、メンバーもマイク・ラトレッジ(キーボード、フルート)、ロバート・ワイアット(ドラム、ボーカル)、ヒュー・ホッパー(ベース、ギター、アルトサックス)、エルトン・ディーン(アルトサックス、サックス、フルート、キーボード)の5人組に縮小。リン・ドブソン(ソプラノサックス、フルート、ハーモニカ、ボーカル)も加わった。このラインナップで(1970年1月から3月まで)、バンドは3月2日にパリのテアトル・ド・ラ・ミュージックで公演を行い、その映像が本作の核となっている。 「Facelift France and Holland」には、5人編成のライブ映像が収録されている。YouTubeには断片的な映像が残っているものの、フランスのPop 2で放送されたこのライブ映像は、今回が初めて公式に公開される。このコンサートの映像は2008年に「Live In Paris 1970」でも公開されているが、アーカイブ担当者がオリジナルの映像を再度精査し、画質の向上に加え、偽の拍手や編集ミスといったサウンドトラックの不具合を修正した。
この新作には、ドブソンがセカンドサックスを担当した「Out-Bloody-Rageous」の唯一のプロ録音演奏が収録されています。また、「Facelift」のクインテットによる唯一のプロ録音演奏も収録されており、このセカンドは1970年6月にリリースされたグループのブレイクスルーアルバム『Third』に収録されています。1970年3月のパリ公演に加え、Facelift France and Hollandは1月17日にアムステルダムのコンセルトヘボウで未発表演奏も開催します。Cuneiform フランスとオランダのフェイスリフト - ソフト・マシーン