詳細：ソウル・リヴァイヴァーズの『オン・ザ・グローブ』は、ニック・マナセとデヴィッド・ヒルによる意欲的で情熱的なコラボレーション・プロジェクトです。ジャマイカの伝説的ミュージシャンであるアーネスト・ラグリン、ケン・ブース、アール16、デヴォン・ラッセルから、ジャズトランペット奏者のミス・モーリス、ボーカリストのアレクシア・コーリーなどの現代アーティストまで、70年にわたるミュージシャンが参加しています。ソウル・リヴァイヴァーズのルーツは映画にあります。2017年後半、デヴィッド・ヒルはイドリス・エルバ監督作品『ヤーディー』の音楽およびクリエイティブ・コンサルタントを依頼されました。デヴィッドとニックがこの映画のために手がけたその後のプロデュースが、アルバムとなる作品のきっかけとなりました。『オン・ザ・グローブ』は、ウェストウェイの地下、焼け落ちたグレンフェル・タワーの残骸の下にあるヤード・スタジオで制作されました。レゲエのムーディーな側面を巡る旅であり、常に進化し続けながらも時代を超越した音楽の進化です。これは、西ロンドン、特にラドブローク・グローブとノッティング・ヒルとの長年にわたる繋がりへのトリビュートでもあります。アルバムジャケットには、70年代後半にノッティング・ヒル・カーニバルの準備をするレプケ（ドレッド・ブロードキャスティング・プラットフォームの創設者）を捉えたチャーリー・フィリップスの写真が掲載されています。フィーチャリング・アーティストに加え、ロンドン屈指の才能溢れるミュージシャンたちによる素晴らしいパフォーマンスが随所に収められており、西ロンドン・レゲエの音楽神話の新たな章を締めくくっています。