詳細: P-VINEは、The Ultimates、The Topics、Ricardo Marreroなどの再発盤に加え、70年代に短命に終わったレーベルTSGの入手困難なファンク/ソウルの名盤を着実に再発してきました。Spiceの1976年作「Let There Be Spice」の最新再発盤も例外ではなく、熟成された熱気が詰まっています。ソウル、ファンク、ディスコの境界線を補完し、曖昧にするこのレコードは、かつてはバンド自身でさえ存在を知らなかったほど希少なものでした。ブロンクスで育ち、ステージでパフォーマンスを披露し、輝かせることへの情熱に燃えるこのグループの姿を、近年になってようやく形にすることができました。
「Everything Is You」、「Don't Fight It」、「Fool In Love」といった曲は、心地よいボーカルのハーモニーの波と温かみのあるストリングスセクションが織りなす、彼らが構築する極上のソウルサウンドの見事な例です。「Happy Music」と続く「Do It Nice」ではテンポが上がり、プログレッシブなシンセサイザーソロとファンクギターのリズムが織りなす曲調は、彼らのサウンドの新たな一面を垣間見せます。P-VINEはこのエキサイティングなリリースを待ちきれず、この傑作アルバムへの情熱を燃え上がらせ続けます。