詳細： 2016年ライブアーカイブリリース。ジョアン・ジルベルトとスタン・ゲッツによるグラミー賞受賞アルバム『ゲッツ/ジルベルト』（1964年）とその続編『ゲッツ/ジルベルト #2』（1966年）のリリースから50年以上を経て、レゾナンス・レコードは誇りを持って『ゲッツ/ジルベルト '76』を発表します。本作は、1976年5月11日から16日まで、サンフランシスコの伝説的ジャズクラブ、キーストーン・コーナーで収録された、未発表音源による即席クラシックコレクションです。伝説のブラジル人シンガー、ギタリスト、そして作曲家であるジョアン・ジルベルトが、サックス界の巨匠スタン・ゲッツと、ピアニストのジョアン・ブラッキーン、ベーシストのクリント・ヒューストン、ドラマーのビリー・ハートからなるリズムセクションと共に演奏します。これらの録音は、ジョアン・ジルベルトとスタン・ゲッツがキーストーン・クラブで1週間公演した際に録音されました。この公演は、受賞歴のある最初のアルバムのリリースから約12年後のことでした。ゲッツとジルベルトの最初のアルバムは100万枚以上を売り上げ、アメリカと世界中でボサノヴァブームをほぼ独力で巻き起こしました。このアルバムからのヒットシングル「イパネマの娘」は、ビートルズの「イエスタデイ」に次いで、史上2番目に多く録音された曲と言われています。1976年のキーストーン・クラブ公演は、この有名なデュオが1962年の最初の創作活動以来、再結成した数少ない機会の一つであり、クラブの創設者兼オーナーであるトッド・バーカンによると、この公演はジョアン・ジルベルトにとって4年間の活動休止後の初の公の場でのパフォーマンスでした。