詳細：ワックスワーク・レコードは、スティーブン・ローレンスによる映画『アリス、スウィート・アリス』オリジナル・サウンドトラックのデビュー・リリースを決定いたしました。『アリス、スウィート・アリス』は、アルフレッド・ソール監督、ブルック・シールズ主演による1976年のアメリカのスラッシャーホラー映画です。1961年のニュージャージー州を舞台にした本作は、問題を抱えた思春期の少女が、初聖体拝領の際に妹を惨殺し、その後に続く一連の未解決刺傷事件の容疑者となる様子を描いています。 公開以来、映画『アリス、スウィート・アリス』はカルト的な人気を獲得し、批評家の間ではスラッシャー映画の現代版古典とみなされています。また、ホラー映画研究の分野でも、特にローマ・カトリック、児童の情緒的ネグレクト、そしてアメリカの核家族の崩壊といった描写に関して、研究の焦点となっています。 この映画の身の毛もよだつような音楽は、スティーブン・ローレンスが作曲しました。ローレンスはアメリカの作曲家で、セサミストリートの楽曲やBGMを300曲以上手掛け、音楽監督・作曲部門で3度のエミー賞を受賞しています。『アリス、スウィート・アリス』の音楽は、不協和音の弦楽器、反復するキー、教会のオルガンを多用し、不気味なほどいたずらっぽく遊び心のあるモチーフから、恐ろしく心に深く残るモチーフへと移り変わっていきます。 アリス、スウィート・アリスの完全版サウンドトラックは、あらゆるフォーマットで初めて入手可能となり、180グラムの「Yellow Rain Coat with Blood Red Splatter」、スティーブン・リーブスによる新しいアートワークを使用したデラックスパッケージ、旧式のチップオン・ゲートフォールド・ジャケット、重量級のインサート、作曲家による独占ライナーノーツ、およびオリジナルのレコーディングセッションの写真で提供されます。