詳細：スティーヴ・グッドマンのグラミー賞受賞作、死後2作目。『レッド・パジャマ』再発盤の続編で、ボーナストラック9曲（うち未発表曲8曲）を収録。リー・ジマーマンによる新ライナーノーツ付き。シンガーソングライター、スティーヴ・グッドマンの死後2作目として、これ以上ふさわしいタイトルはないでしょう。1987年にリリースされた『Unfinished Business』は、長年のマネージャーであり、腹心であり、友人でもあったアル・ブネッタが、愛情を込めて選曲したデモ、アウトテイク、未発表音源を収録したコレクションです。しかし、寄せ集めのコレクションという印象ではなく、まるで最初から一緒にいたかのように聴こえる楽曲群を巧みにまとめ上げ、グッドマンのカタログにまたしても輝かしいアルバムを生み出しました。その実力は高く、1988年のグラミー賞で最優秀コンテンポラリー・フォーク・アルバム賞を受賞しました。幸いなことに、このアルバムは未完ではありません。 『Unfinished Business』が拡張版で復活。オリジナル10曲に加え、ボーナストラック9曲を追加。ボーナストラックは、廃盤となった1994年のアンソロジー『No Big Surprise』からの1曲と、未発表ソロ・アコースティック・パフォーマンスとフルバンド・パフォーマンス8曲。パッケージには、リー・ジマーマンによる新たなライナーノーツが収録され、家族、バンドメンバー、友人へのインタビューや追悼コメントが掲載されています。グッドマン財団との共同リリースとなった本作では、写真も満載で、グッドマンの芸術性、才能、そして長年にわたる影響力をさらに際立たせています。『Unfinished Business』は、スティーヴ・グッドマンが決して時間を無駄にせず、テープも無駄にしなかったことを証明しています。どの曲も珠玉の逸品で、比類なきアーティスト、スティーヴ・グッドマンの世界を深く掘り下げて聴くことができます。