スティック・イン・ザ・ホイールPresents - From Here: English Folk Field Recordings Vol. 2 (CD)
商品番号: 5056032321113
詳細:スティック・イン・ザ・ホイールのイアン・カーターとニコラ・キーリーは、再びレコーディング機材を手に、イングランド国内の新たな地へと足を踏み入れました。物理的にも比喩的にも。フォークミュージックや伝統音楽のミュージシャンたちに、「From Here(ここから)」という言葉が彼らにとって何を意味するのかを尋ねました。音楽を創りたいというこの衝動、「From Here(ここから)」はどこから来るのでしょうか?2019年に、イングランドの伝統音楽と文化の枠組みを用いてこの音楽を作ることは、一体何を意味するのでしょうか?イングランドは分断され、未来を理解するために過去を振り返る必要があるかもしれません。混沌と政治的不確実性の時代において、これらはまさにタイムリーな問いです。
「旅をすればするほど、知らないことが減っていくのが分かりました。あらゆる場面で驚きと苛立ちを感じました。アイデンティティを掴むか、それとも遠ざけるか。私たちが誰なのか、どこへ向かうのか、どこから来たのかを理解しようと努めること。今こそ、私たちのアイデンティティが重要になります。この文化と音楽の規範は、生き生きと息づいており、尊重され、真剣に受け止められるべきものです。」ニコラ・キーリー
熟練のプロからフォーククラブのシンガーまで、あらゆるジャンルのシンガーが織りなす、今のイギリス・フォークシーンのスナップショット。2組のマイクを使い、居間やキッチンなど、様々な場所で録音。臨場感あふれる親密なパフォーマンスを、力強く、そして心に響く形で捉えています。これは、フォークミュージックが「こうあるべき」という固定観念に当てはめて楽曲を集めたものではありません。むしろ、この国で今もなお息づき、繁栄し、生き続けている、フォークミュージックの本質を記録しようとする試みです。
ノーサンブリアの古王国からミッドランド地方、そしてウェールズ国境まで、実験的かつ伝統的な音楽家たちが、それぞれのルーツである音楽を独自の解釈で表現しています。競鳩から迷子の子供たち、家庭内暴力、政治的なストリートファイトまで、イングランドの日常生活を反映した歌やメロディー。アイデンティティや場所、感情や記憶を通して、それぞれのアーティストが「From Here」の意味を問いかける作品です。「これが私、これが私の故郷」。
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