詳細:ライブアーカイブリリース。1975年3月9日、ロンドンのハマースミス・オデオンで行われた「Crime Of The Century」ツアーの模様を収録。アルバム「Crime of the Century」全曲に加え、当時まだレコーディングされていなかったアルバム「Crisis? What Crisis?」からの曲がコンサートの3分の1を占めている。「Crime of the Century」はスーパートランプにとって多くの国で商業的に大きな飛躍を遂げた作品で、特にイギリス、カナダ、ドイツではトップ5入りを果たし、オーストラリアとフランスでもトップ20入りを果たした。アメリカでは前作より売上を伸ばしたものの、最高位は38位にとどまり、アメリカでは「Bloody Well Right」がヒットした。「School」もまた人気曲の一つで、特にアルバム・ロック志向のラジオ局で人気を博した。アルバムは1977年、「Even in the Quietest Moments...」のリリース後、アメリカでゴールド・ディスクに認定され、カナダでは最終的にダイヤモンド・ディスク(100万枚を売り上げ)に認定された。このアルバムは、スーパートランプにとって、ドラマーのボブ・シーベンバーグ(当時はボブ・C・ベンバーグとしてクレジットされていた)、金管楽器奏者と木管楽器奏者のジョン・ヘリウェル、ベーシストのダギー・トムソン、そして共同プロデューサーのケン・スコットが参加した初のアルバムとなった。このアルバムは批評家から高い評価を受け、ローリングストーン誌の「史上最高のプログレ・ロック・アルバム50」にも選出された。