ノスタルジーとは気まぐれなものだ。過ぎ去りし日の強い感情を呼び起こす音楽は誰もが好むが、バラ色の眼鏡をかけすぎると、現在の魔法を失ってしまう。トロントを拠点とするインディーポップバンドTalliesは、待望のセカンドアルバム『Patina』で、過去のお気に入りのバンドに敬意を表しつつ、そのサウンドをタイトで明るく、紛れもなく新鮮なものに変え、その極めて細い綱渡りを巧みにこなす方法を見つけた。彼らはThe Sundays、The Smiths、Aztec Cameraといったバンドを深く掘り下げ、サラの軽やかでありながらも魅惑的なヴォーカル、ディランの驚くほど繊細なギターワーク、シアンの天文学的なドラミングなど、彼ら自身の特徴的な要素を加えた。カナダを代表するドリームポップの学術者としての地位を確立した2019年のセルフタイトルデビュー作に続く『Patina』の豪華なサウンドスケープは、ベテランのアートロックバンドHoly Fuckのグラハム・ウォルシュ(Alvvays、Metz、Bullyのレコードも手がけている)によってプロデュースされ、光と闇の並置、アップビートな曲と、時に心地よく不協和音を奏でるギターの組み合わせが特徴だ。Patinaは2022年7月29日にKanine Recordsから2色LPとデジタルサービスでリリースされる。Talliesのセルフタイトルのデビュー作もグリーンヴァイナル、CD、デジタルで入手可能。 トラックリスト: No Dreams of Fayres Hearts Underground Wound Up Tight Catapult Heavens Touch Special Memento Am I the Man When Your Life is Not...