詳細： 2018年リリース。時折、忘れられない声に出会う。深く根付いた情熱に支えられ、ソウルフルでシルキーなサウンドは時代遅れになることなく、繊細に力強く響く。その声とは、タミア。デビューアルバム『Love Life』でR&Bチャート1位を獲得してから3年、タミアが7枚目のスタジオアルバム『Passion Like Fire』で帰ってきた。このアルバムは、批評家から絶賛された1998年のデビューアルバム『Tamia』の20周年という、もう一つの記念すべき節目を記念する作品でもある。このアルバムは、グラミー賞に6回ノミネートされた彼女が、その後も着実に発表してきたヒット曲の先駆けとなった。「You Put a Move on My Heart」や、ブランディ、グラディス・ナイト、チャカ・カーンをフィーチャーした「Missing You」などが挙げられる。『Passion Like Fire』収録曲も例外ではない。前述の「Leave it Smokin'」では、タミアはヒットメーカーのサラーム・レミ（エイミー・ワインハウス、ジャズミン・サリバン、ミゲル）と再タッグを組んだ。レミは、タミアの2012年アルバム『Beautiful Surprise』のグラミー賞ノミネート曲も手掛けている。レミに加え、タミアはリル・ロニー（タミアのアルバム『Love Life』、メアリー・J・ブライジ）、そしてグラミー賞受賞者のシェップ・クロフォード（タミアのHot 100トップ10ヒット曲「Stranger in My House」、デボラ・コックス）という、過去のコラボレーター2人とも再びタッグを組んだ。また、タミアはラテン系のプロデューサー、アンドレス・トーレス（マーク・アンソニー）とも初めてタッグを組み、トーレスは壮大なバラード「Deeper」を提供した。関係のさまざまな段階を反映するように構成された『Passion Like Fire』のその他の注目曲には、バイブレーションのあるシャーデー風の「Better」、ミッドテンポのバラード「Stay」、そして2018年のウェディングソングになりそうな「Today I Do」などがある。