テクノスタルジア (ヴァイナル)

テクノスタルジア (ヴァイナル)

商品番号: 4988044128583

通常価格 $47.99


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Details: 近年世界中で巻き起こっているニューエイジ/オブスキュア再評価の流れを牽引してきたオランダのレーベルMusic From Memoryから、ニューエイジ再評価の後の音楽的視点から、90年代の日本のアンビエント・テクノを紐解く「Virtual Dreams II – Ambient Explorations In The House & Techno Age, Japan 1993-1999」('24)という歴史的なコンピレーションアルバムがリリースされ、大きな注目を集めています。その中で、この伝説的な90年代の日本のアンビエント・テクノ傑作が、奇跡的にオフィシャルでヴァイナル・リリースされるにあたり、解説、監修、そして音楽制作まで手がけたのが、北海道むかわ町の穂別診療所に勤務する精神科医であり、政治社会批評活動でも著名な香山リカ氏です。 「テクノスタルジア」という言葉は、「科学と技術」を意味するTECHNOと「郷愁」を意味するNOSTALGIAを組み合わせた造語です。当時のライナーノーツを書いたYMOの高橋幸宏氏(香山氏自身も自称ファン)も、「『さあ、あなたの心を癒してあげましょう』という押し付けがましい『俗悪さ』が微塵もない」と絶賛した、急速に掘り起こされつつある日本のテクノのミッシング・ピースを埋める本作が、この度、香山氏の承認を得て初の再発されます! 90年代は「癒しブーム」の全盛期でした。香山氏には多数のヒーリングCD(近年では「ポピュラーアンビエント」と呼ばれる)の制作依頼が舞い込みましたが、自身の立場と音楽への深い愛情から、ことごとく断り続けていました。そんな彼を動機付けた本作には、自身の音楽的趣味やスタンスが明確に提示されており、当時の音楽の最先端であったクラブミュージックというプリズムを通して「癒し音楽」が再考されています。 主な作曲とアレンジは、現代ニューエイジ/レフトフィールドシーンでも著名なアルバム『PSYCHE』('87)で知られる、坂本龍一のサウンドストリートのデモテープ特集にも取り上げられた名プロデューサー、アレンジャー、キーボーディストである坂本昌之が担当しています。香山氏自身も、ミュージシャン/歯科医である実弟の中塚圭と組んで、実際に楽曲の一部を作曲しており、90年代に巷に溢れていた精神科医監修のプロジェクトアルバムとは一線を画す、その本気度と高い志が伺える作品となっています。 寺田創一や横田進一郎のファンにも響く、陶酔的な日本産クラシックハウスの極めて優れた作品ですが、芸能山城組『AKIRA』や川井憲次『攻殻機動隊』のサウンドトラックを彷彿とさせるサイバーパンク的な「Technostalgia - 懐かしい未来」、優しく花のような楽観主義を帯びた甘美でレフトフィールドな音楽性が際立つ日本産ジャングル/トリップホップ「花植物ドーム」、ジョン・ハッセルが提唱した「第四世界」とサイバーパンクの失われた環を想起させる奇妙で奇怪な土着的なテクノダブ「世界の聖なる欠片」、メランコリーと哀愁に満ちた素晴らしい可笑しな情感が漂うファンキーなディープハウス・バラードで、絶え間なく続くビートの交換が、まるで夜の街並みを彷徨っているかのような錯覚に陥る「ブラウン管ラプソディ」、人間の内なる世界と現代社会の闇の側面へと深く潜り込んでいくような日本産ダンジョンシンセ/ネオクラシックダークアンビエントの至宝「声を縫うもの」。クラフトワークのファンを公言する香山氏らしい曲であり、ディープテクノの構造に70年代と80年代のドイツ電子音楽からの影響が織り込まれた「コックピットの夢」で空虚な視線の先に眺める遠い景色、VioletshapedやKerridgeなどの2000年代以降のインダストリアルテクノを彷彿とさせる鮮烈なディストピアンダークな情景が浮かぶエッジの効いたディープミニマル「銀色の出土品」、感情が渦巻く楽観主義の螺旋物語ともいえる本アルバムの深淵に到達するコズミッシェ・ムジーク「マンドラゴラの越境」、そして、平和な故郷とそこへの憧憬を歌い上げる優美なクローズングトラック「エルベの河のほとり」。これら全てのトラックが、「テクノスタルジア」というタイトルに内包された本作の思弁的なテーマを見事に表現しています。 LISTEN: https://youtu.be/7ySLrY_D2cA Tracklist: A-side A1. Technostalgia -...

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