詳細: LPレコードプレス。1970年代後半、ノー・ウェイヴの先駆者リディア・ランチはサックス奏者のジェームズ・チャンスと出会い、怒りに満ちた支離滅裂な詩をアンチ・ミュージックへと昇華させ、ランチのシャウトする歌詞と型破りなエレキギター奏法を融合させた画期的なバンド、ティーンエイジ・ジーザス・アンド・ザ・ジャークスを結成。デビューEPはセルフタイトルで、ヴォイドイズ/ルー・リードのロバート・クワインがプロデュースし、後にニック・ケイヴのドラマーとなるジム・スクラヴノスがベース、ブラッドリー・フィールドがミニマル・パーカッションで参加するなど、スピーディーで激しい作品となっている。攻撃性と大胆さに満ちたこのアルバムは、パンクの安易な決まり文句を拒絶し、カテゴライズされることを拒む素晴らしい作品だ。この再発盤には、Pre EPと伝説のコンピレーション・アルバム『No New York』からのトラックも収録されている。