詳細: 2枚組CD。アイルランドの著名なシンガーソングライターによる60年代後半のレコーディングを集めた初の完全アンソロジー。代表曲であり、ヨーロッパで大ヒットした「Days Of Pearly Spencer」をはじめ、CDデビュー曲を多数収録。ディランやドノヴァンといったアーティストを生み出したプロテスト・シンガー・ブームの絶頂期、アイルランド生まれの音楽業界の重鎮フィル・ソロモンは、バリミーナを拠点とする若きシンガーソングライター、デヴィッド・マクウィリアムズからデモテープを受け取りました。その可能性を感じ取ったソロモンは、マクウィリアムズを自身のアイルランド拠点アーティスト(ザ・バチェラーズ、ザ・ダブリナーズ、ヴァン・モリソンズ・ゼムなど)に加え、設立間もない自身のレコードレーベル、メジャー・マイナーに迎え入れました。 1967年半ば、猛烈な宣伝の中でデビューしたマクウィリアムズは、社会的貧困をテーマにした流行の歌と、より軽妙でロマンチックな楽曲を組み合わせ、プロデューサーであり、ビートルズやローリング・ストーンズとも時折共演していたマイク・レアンダーが印象的なストリングス・アレンジを担当した。すぐに成功を収め、8ヶ月の間に3枚のアルバムがチャートインし、サイケデリック・ポップ/フォークの渦巻く映画のような楽曲「Days Of Pearly Spencer」はヨーロッパ全土で大ヒットシングルとなった。しかし、過酷なスケジュールと不可解なほどの経済的報酬の欠如に幻滅したマクウィリアムズは、1969年に音楽業界から背を向ける。しかし、3年間の休職を経て、別の場所でキャリアを再開した。