詳細： 2018年リリース。The Family Crestは、その並外れたオーケストラポップへの野心で既に全米で高い評価を得ていますが、サンフランシスコを拠点とするこのバンドは、『The War』でこれまでで最も大胆かつ明確な音楽的ステートメントを打ち出しています。壮大な音楽サーガとなるであろう第二弾となる『The War: Act I』は、フロントマンであり創設者でもあるリアム・マコーミックが「The Family Crestの次世代版」と表現する通り、まさにこのアルバムは、バンドが独自の壮大なバロック折衷主義により調和した姿を見せています。2017年初頭にEP『Prelude To War』をリリースしたこのニューアルバムは、より多層的なプロジェクトの第一幕を飾る作品です。プライドと記憶、不協和音と乖離といった概念を、意図的に曖昧ながらも紛れもなく統一された全体像へと織り込む、明確なテーマ性を持つ、いわば連続的なコンセプトアルバムと言えるでしょう。