詳細: 前作『LIVE/DEAD』から2年後にリリースされたグレイトフル・デッドの2枚目のライブアルバムで、バンドは同等に素晴らしいものの、全く異なるグレイトフル・デッド・サウンドを披露した。『LIVE/DEAD』がプライマル・デッド時代の絶頂期のバンドのサウンドを完璧に凝縮していたのに対し、『SKULL & ROSES』は、5人編成のバンド、つまり本来の5人組の真髄を捉えており、彼らの最も強烈なロックンロール曲(「Johnny B. Goode」「Not Fade Away」)や、ベーカーズフィールド出身の彼らの正真正銘の真骨頂(「Me & My Uncle」「Mama Tried」「Me & Bobby McGee」)、そしてその後24年間にわたりデッドのライブレパートリーの重要な一部となるオリジナル曲(「Bertha」「Playing In The Band」「Wharf Rat」)を演奏している。もちろん、デッドは特定の「サウンド」によって定義づけられることはなく、前述のようなサウンドの中でも、バンドがこのアルバムに持ち込んだ様々なジャンルやスタイルに加え、彼らはサイケデリックで原始的な手法にも深く踏み込み、片面を1968年の傑作「The Other One」に捧げている。これはグレイトフル・デッドの公式アルバムに収められた中で最も奥深く豊かで満足のいくトラックの一つであり、LIVE/DEADの「Dark Star」やEUROPE '72の「Morning Dew」と肩を並べる。「SKULL & ROSES」は、私が1985年に初めて聴いた時と同じように、そして1971年のリリースが大好評を博した時と同じくらい、今日でも新鮮に聞こえる」 - デヴィッド・ルミュー SKULL &...