詳細: 2014年リマスター、2枚組LP盤、ボーナストラック6曲収録。ジェイホークスの2003年7枚目となるアルバムは、“スーパーポップ”と評された『Smile』や過小評価されていた『Sound of Lies』といった作品とは一線を画し、初期のルーツサウンドへと回帰。鮮やかで美しい楽曲が揃った、原点回帰の『Rainy Day Music』。ジェイホークスは、レコーディングとミックスにわずか6週間を費やした。バーズ、クロスビー、スティルス&ナッシュ、バッファロー・スプリングフィールドといった面影を漂わせながら、60年代フォークのジャングルと、のんびりと陽気なハーモニーを、ジェイホークス独自の甘くぎこちない手法で解釈している。最初の6曲は、どれもルーリスの名曲の数々。震えるような、誠実な、温かみのあるメロディーと、いつまでも聴きたくなるフックが満載だ。フロントマンのゲイリー・ルーリスはこのアルバムについて、「雨の日やイギリスの田舎の風景のような雰囲気があります。僕たちはとてもアメリカ的なバンドですが、とてもイギリス的な作曲スタイルを持っていると言われています。もしかしたら、それが関係しているのかもしれません」と語っている。