詳細:ダブル LP バージョン、ティップオン ゲートフォールド ジャケット。テキサス州ヒューストンという意外な街から生まれた、革命的でスピリチュアルなジャズ。オリジナルテープからマスタリングされた決定版。ボーナスディスクには未発表トラックを収録。ドラマー、バンドリーダー、そして活動家としても知られるババ・トーマスは、R&Bレヴューで全米ツアーを行い、ピーコック・レコードやバック・ビート・レコードのセッション・ミュージシャンとして活躍。伝説のミュージシャンたちとストレート・アヘッド・ジャズを演奏していたが、1960年代後半の政治的・社会的激動によって、コルトレーンが初めて開拓した道へと導かれた。ライトメン・バンドとの3枚目のアルバム『エナジー・コントロール・センター』は、彼の最高傑作。トライブやストラタ・イーストの名曲を彷彿とさせる、奥深く型破りなジャズが聴ける。1970年代のアンダーグラウンド・ジャズの最高峰とも言える作品であり、音楽と文化の現状に対する集合的な抵抗の声となった。ボーナスディスク2には、スピリチュアル・ジャズの名曲「All Praises To Allah」の2つのバージョンを含む未発表の別テイクをボーナストラックとして収録。写真とライナーノーツを掲載した大ボリュームのブックレット付き。