ザ・リミニャーナス - シャドウ・ピープル (ビニールレコード)

ザ・リミニャーナス - シャドウ・ピープル (ビニールレコード)

商品番号: 5060525432439

通常価格 $30.99


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詳細: LP盤。スポットニス加工のゲートフォールド・スリーブ入り。180グラム・ビニール。CD付き。「古き良きものが再び新しくなる」…この古い格言はあまりにも使い古され、誰もその真価を理解していない。人々は「古い」という言葉ばかり耳にするが、重要なのは「新しい」という言葉だ。古いものから新しいものを生み出すことは、まさに錬金術のようだ。その証拠は、リミニャーナスの5枚目のアルバム『ペルピニャンの悪党どもに休息なし』にある。このアルバムは、随所に現代風のゲストを迎え、その魅力を存分に発揮している。まるでサーフィンのようなギターの音色が響くオープニング曲「Ouverture」に続き、「Le Premier Jour」では、リオネル・リミニャーナが、南フランスでパンク、モッズ、スキンヘッド、ランブレッタといったロックの洗礼を受けた青春時代について語る。その直後に続くのは「Istanbul Is Sleepy」の地震のような衝撃だ。ブライアン・ジョーンズタウン・マサカーのアントン・ニューカムのインプリマトゥールは、まさに巨大だ。そしてタイトルトラックでエマニュエル・セニエの超セクシーなトルネードが鳴り響き、続いてベルトラン・ベリンを迎えた「Dimanche」が続く。ライオネルは彼を「映画のような曲を書くフランスのニック・ケイヴ」と評している。「The Gift」ではピーター・フックが再びベースをかき鳴らし、明らかに初期ニュー・オーダーを彷彿とさせる曲だ。最後にリミニャーナスが単独で、モリコーネのクラウトのような激しいビートのインストゥルメンタル・オンパレードを繰り広げる。「Motorizzati Marie」に続き「Pink Flamingos」。サイケデリック・ロックのパッドを逆再生したイントロから始まり、アコースティックなアルペジオに浸された幽玄な曲へと昇華していく。アルバムに小休止…「Trois Bancs」のファズと深淵なベースがゲンズブールの亡霊を激しく揺さぶる前に。トークショーの終わりに電気ショック。そしてシーンを締めくくるのは、愛のメッセージ「De La Part Des Copains」。オルガン、タンバリン、クエイバー、そして金管楽器が、この曲をバンドが崇拝するクラシックなサウンドトラックのカテゴリーに位置づけている。この驚異的で欠点のないアルバムの理想的な締めくくりだ。ロックンロールの啓示はこうして続く。「Shadow People」を大音量で聴き、ギターをアンプに繋ぎたくなる衝動に駆られる人たちだけが、この曲を聴くことができる。もちろん、真空管アンプで。

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