詳細：メンジンガーズはまさに伝説的存在だ。フィラデルフィア出身のパンク・レジェンド、メンジンガーズは、何十年にも渡り無敵のカタログを誇るロード・ウォリアーとして名を馳せてきた。それは紛れもない事実であり、7枚目のアルバム『Some Of It Was True』は、彼らのこれまでで最も鮮烈なサウンドとエネルギッシュな作品となっている。2019年のセンセーショナルなアルバム『Hello Exile』に続く本作は、メンジンガーズ独特のライブ・エネルギーをスタジオという限られた空間の中で捉えるという困難な課題を成し遂げ、豊かで生々しく、そしてグループのますます多面的になるソングライティング・アプローチを補完するサウンドを生み出している。15年以上経った今でも、メンジンガーズはリスナーを今この瞬間にしっかりと引きつけており、『Some Of It Was True』はそのパワーをスリリングな方法で記録している。 「楽しいアルバムを作りたい、ライブで演奏したい曲を書きたい、まさにそれを実現したんだ」と、共同ボーカル／ギターのグレッグ・バーネットは語る。「アルバムは毎回ライブで聴こえるようにしたいとずっと言っていたけど、これまでライブでアルバムをレコーディングしたことはなかった。今回初めてその考えに踏み込んだ。バンドがステージ上でどんな音を奏でるか、そういうサウンドを作りたかったんだ」。このプロセスをよりスムーズにしてくれたのは、グラミー賞ノミネート経験を持つプロデューサー、ブラッド・クック（ボン・イヴェール、ザ・ウォー・オン・ドラッグス、ワクサハッチー）の存在だ。彼はエルパソの伝説的スタジオ、ソニック・ランチでメンジンガーズに加わり、生の音を聴き分ける卓越した耳を貸し、バンドが『Some Of It Was True』でライブ会場にいるかのような感覚を実現するのに貢献した。「メンジンガーズは最高にリアルだ」とクックはバンドとのスタジオでの時間を振り返る。 「彼らとの仕事は本当に楽しくて、何度も感動して涙が出ました。彼らは芸術的な成長と、そしてお互いへの献身に本当に献身的で、その姿は私にとって新鮮で美しいものでした。もう一生彼らと仕事をする仲間です。」