詳細:ピンク・フェアリーズは、1967年に西ロンドンのラドブローク・グローブにあるヒッピー・コミューンのメンバーによって結成された、ゆるやかなバンド「ザ・デヴィアンツ」から派生したバンドです。ボーカルのミック・ファレン、ギターのポール・ルドルフ、ベースのダンカン・サンダーソン、ドラムのラッセル・ハンターを中心メンバーに、マーク・ボラン、スティーヴ・ペレグリン・トゥック、そして後にホークウインドと改名されたグループXのメンバーも参加していました。全米ツアーが惨憺たる結果に終わった後、ファレンは解雇され、残ったデヴィアンツのメンバーはロンドンに戻り、元プリティ・シングスのドラマーでボーカルのトゥインク(本名ジョン・アルダー)をメンバーに加えました。トゥインクがピンク・フェアリーズというバンド名を提案したのです。このライブセット(トゥインクは不参加)は、1971年にフィンランドで開催されたルイスロック・フェスティバルで、地元ラジオ局のために録音されました。収録曲はわずか4曲ですが、ビートルズの「Tomorrow Never Knows」の荒々しいまでの激しさ、ライブ・ジャムセッションの定番「Uncle Harry's Last Freak Out」、彼ら自身の「The Snake」、そしてフィナーレを飾るベンチャーズの「Walk Don't Run」の10分間に及ぶ激しいカットアップは、鼓膜を揺さぶるほどの、まさに地震級の快作です!クリアピンクのビニール盤による限定版です。