詳細：ダブルメタリックシルバーカラービニールLPプレス。Pondの世界では、何も長く静止したままでいることはない。2019年のTasmaniaを聞いた人は誰も、その脈動するサイケポップをストレートだとは表現できないだろうが、Pondは次のレコードでより自発的な方法を試したいと考えていた。クラウトロックの異端児Canを見習って、2020年の初め、Pondは曲やアイデアを引き出すために、完全に即興のジャムセッションシリーズに乗り出した。アイデアが頭の中を駆け抜ける速さを考えると、それは目が回るような聴き物だ。オープニングのSong For Agnesは、銀河系ロックオペラのようにスピーカーから爆発し、泡立つシンセポップ、80年代ヘアメタル、至福のサックスを通してシナプスがうずくような試練を乗り越え、何が襲い掛かるのか気づかないうちに。これは、激しいテクノ (Human Touch)、しなやかなヒップなロボファンク (America's Cup)、トリップしたモトリック (Czech Locomotive)、その他息をつく暇もなくたくさんの曲を収録したアルバムの幕開けにふさわしい曲だ。