詳細:長年に渡りリズム&ブルースで実績を築いてきたストーンズにとって、『IT'S ONLY ROCK & ROLL』というタイトルは、低俗なロックの美学を暗示するものだった。しかし、このアルバムでローリング・ストーンズは、ロックの攻撃性とソウルミュージックへの比類なき探求心を融合させている。テンプテーションズの「Ain't Too Proud to Beg」の陽気なカバーから「Time Waits for No One」まで、ミック・ジャガーはジェームス・ブラウンの初期シングルの雰囲気を大胆に再現している。『IT'S ONLY ROCK & ROLL』は、過渡期にあるバンドの姿を捉えた作品でありながら、ストーンズらしいクラシックなロックを聴かせ続け、EXILE解散後のバンドにとって『SOME GIRLS』と並ぶ最高傑作の一つである。