詳細:ポストパンク時代に一世を風靡した女性ロックバンド、ザ・ランナウェイズのデビューアルバムのデジタルリマスター版。キム・フォーリーの参加により、ランナウェイズは当初、作り物のバンドとして非難されました。しかし、同名のデビューアルバムは、たちまち彼女たちのミュージシャンとしての価値を証明しました。リズムギターにジョーン・ジェット、ドラムにサンディ・ウェスト、リードギターにリタ・フォード、ベースにジャッキー・フォックス、リードボーカルにチェリー・カリーを迎えた『ザ・ランナウェイズ』（1976年）には、唸りをあげる「チェリー・ボム」や、鮮烈な「アメリカン・ナイツ」といった曲が収録されており、平均年齢16歳ながら、ランナウェイズが最高のロックバンドだったことを証明しています。「チェリー・ボム」はFMクラシックとなり、ラモーンズや同時代の他のバンドと肩を並べる存在へと押し上げました。